外出先でスーツのボタンが外れた!すぐできる対処法と修理先
スーツのボタンは、取れるだけで見た目や印象に大きく影響します。ボタンが取れた時の応急処置、自分での縫い付け方、修理依頼先や料金の目安、素材選びやマナーまでを分かりやすく解説します。
スーツのボタンが取れたらどうすればいい?応急処置の方法

スーツのボタンが突然取れると、見た目だけでなく場の雰囲気にも影響します。大事な商談や結婚式の途中で外れた場合は、すぐに正しく対処することが重要です。ここでは、外出先でもできる簡単な応急処置と、失くした場合の一時対応、さらにマナー面の注意点を解説します。
安全ピンやクリップで代用する方法
外れたボタンを一時的に固定するには、安全ピンがもっとも手軽です。裏地側から留めれば外からは目立ちにくく、会議や式典をやり過ごせます。文具のゼムクリップでも代用可能ですが、金属部分が生地を傷めやすいため、あくまで短時間の使用にとどめましょう。
ボタンを失くした場合の一時的な対処法
ポケットやカバンを探しても見つからない場合は、同じスーツの目立たない箇所(袖口の一番下など)のボタンを外して代用する方法があります。色や形が統一されるため、違和感を最小限に抑えられます。
ビジネスシーン・冠婚葬祭でのマナー面での注意
冠婚葬祭や公式な場では、応急処置が目立たないことが何より大切です。例えば安全ピンの金属部分が見えると、場にふさわしくない印象を与えかねません。応急処置後はできるだけ早く専門店で修理し、元の状態に戻しましょう。
急なトラブルでも慌てず、応急処置とマナーを意識すれば印象を損なわずに対応できます。出先でも安全ピンや予備ボタンを携帯しておくと安心です。
スーツのボタン直しはどこでできる?依頼先の選び方

スーツのボタン修理は、自分で縫う方法もありますが、仕上がりや耐久性を考えるとプロに依頼するのが安心です。依頼先によって料金や納期、仕上がりの雰囲気が異なるため、状況に合わせて選ぶことが重要です。ここでは代表的な依頼先の特徴と選び方を解説します。
洋服リフォーム専門店での対応が一般的
「マジックミシン」や「おしゃれ工房」などのリフォーム専門店は、スーツ用の高級ボタンや厚手の生地に対応できる技術を持っています。元の縫い方や糸の色に合わせて仕上げてもらえるため、違和感なく復元できます。
スーツ量販店でも持ち込み修理に対応している場合あり
スーツ量販店では、自社製品以外でも持ち込み修理を受け付ける店舗があります。購入店舗であれば保証や割引が適用されることもあり、費用を抑えられる可能性があります。
一部クリーニング店でのボタン付け対応の有無
最近は「ついで修理」に対応するクリーニング店も増えています。衣類を預けるタイミングで依頼できるため、手間が少なく便利です。ただし、複雑なデザインや特殊な素材には対応できない場合があります。
街の仕立て屋・個人の裁縫店なども選択肢
昔ながらの仕立て屋や個人の裁縫店は、手作業での丁寧な仕上がりが魅力です。常連になれば細かな要望も柔軟に応えてくれるため、長く着たいスーツには最適です。
依頼先の特徴を把握しておけば、急な修理でも迷わず行動できます。普段から信頼できる店を見つけておくと安心です。
スーツのボタン直しにかかる料金と納期の目安

ボタン修理は見た目以上に仕上がりの印象を左右するため、料金や納期の相場を知っておくと安心です。依頼先やボタンの種類によって費用や所要時間が変わるため、事前に確認することが大切です。
基本的なボタン付けなら数百円〜1,000円前後が一般的
一般的なジャケットやパンツのボタン付けは、洋服リフォーム店やスーツ量販店で1個あたり300〜1,000円程度が相場です。糸色や縫い方をスーツに合わせて仕上げてくれるため、見た目も自然です。
飾りボタンや高級素材のものは追加料金がかかることも
金属製や本革、貝ボタンなど特殊な素材の場合、縫製に手間がかかるため追加料金が発生することがあります。また、袖の本切羽部分や二重構造のボタン付けは、作業難易度が高くなるため料金が上がる傾向にあります。
即日対応可能な店舗もあり(混雑や受付時間に注意)
駅ビル内のリフォーム店や一部の量販店では、即日仕上げに対応していることもあります。平均的には30分〜1時間ほどで完了しますが、混雑時や閉店間際は受付不可の場合もあるため、事前に電話確認するとスムーズです。
料金と納期を把握しておけば、急なボタンのトラブルでも焦らず最適な依頼先を選べます。
自分でボタンを縫い付ける方法とコツ

急なボタン外れでも、基本の道具と簡単な手順を覚えておけば自宅で対応できます。正しい縫い方を知っておくと、仕上がりもきれいで長持ちします。ここでは初心者向けに分かりやすく解説します。
必要な道具(針・糸・ハサミなど)と手順の紹介
用意するものは以下の通りです。
・針(中細程度が扱いやすい)
・スーツと同色の糸
・ハサミ
・ボタン
・指ぬき(あれば便利)
手順は、①針に糸を通して玉結びを作る → ②元の位置に針を通し、ボタンの穴を順に縫う → ③数回往復したら裏側で糸を固定し、余分をカット、です。
糸の留め方やズレないように縫うポイント
縫い始めは裏地側から針を出し、糸がしっかり生地に食い込むようにします。穴の間隔を均一に保つことで、見た目のバランスが良くなります。最後にボタンの下に糸をぐるぐる巻きつける「シャンク」を作ると、ボタンの可動域が広がり着脱しやすくなります。

表側の見た目と裏側の処理にも気を配る
表側は糸の張り具合を均一に、裏側は玉止めを小さくまとめてごろつきを防ぎます。糸が緩むとすぐに取れるため、最後の固定は確実に行いましょう。
不器用な人は市販の「アイロン接着型ボタン」も検討可
針と糸を使わず、熱で接着するタイプのボタンも市販されています。耐久性はやや劣りますが、旅行先や時間がないときの応急処置には有効です。
この方法を覚えておけば、日常のちょっとしたボタントラブルにも自信を持って対応できます。
ボタンを付け替えたいときの注意点とセンスの選び方

ボタンの付け替えは、スーツの印象を手軽に変えられる方法ですが、選び方を誤ると全体の雰囲気を損ねることがあります。素材や色、スーツのデザインとの調和を意識することが大切です。
オリジナルの雰囲気を壊さないための素材・色選び
スーツの生地や用途に合わせた素材選びが基本です。ウールのビジネススーツには樹脂や水牛風の落ち着いたボタン、カジュアル寄りのジャケットには革やメタルも映えます。色は生地よりやや濃いか同系色を選ぶと統一感が出ます。
袖の本切羽(開閉可能ボタン)などは慎重に扱う必要あり

「本切羽(ほんせっぱ)」とは、袖のボタンが実際に使え、袖口の開閉が可能な仕立てのことを指します。本切羽のボタン交換は穴位置や縫製に影響するため、素人作業ではズレやすくなります。見た目や機能性を損なわないためにも、専門店での対応がおすすめです。
マナー的にNGな組み合わせやフォーマルシーンでの注意点
冠婚葬祭や公式行事では、派手な色や装飾のあるボタンは避けるべきです。例えば、金属ボタンは礼服や喪服には不向きで、黒や濃紺のシンプルなタイプが無難です。ビジネスでも個性を出しすぎると悪目立ちする場合があるため、場面に応じた控えめな選択が求められます。
適切な素材とデザインを選べば、スーツの印象を上品に引き立てられます。交換前に着用シーンを思い描くことが成功のポイントです。
ズボンやベストのボタンが取れた場合の対処法

ズボンやベストのボタンは、ジャケットよりも力がかかりやすく、取れたまま放置すると着用できなくなることもあります。特にウエスト部分のボタンは着心地や見た目に直結するため、早急な対応が必要です。
ウエスト部分のボタンは応急処置が特に重要
ズボンのウエストボタンが外れると、その場での着用が困難になります。外出先では安全ピンや糸で仮留めし、一時的に固定しましょう。ポケットやカバンに予備ボタンを入れておくと、緊急時にも対応できます。
ベストやジャケットよりも力がかかる箇所なので、強めの縫製を推奨
ウエストやベスト前立て部分は着脱のたびに引っ張られるため、糸が緩みやすい傾向があります。太めの糸や二重縫いで補強し、縫い付け後は軽く引っ張って強度を確認すると安心です。
付け方を誤るとシルエットやフィット感が変わる場合もある
ボタン位置がずれると、ズボンのウエストサイズやベストの前合わせが不自然になり、見た目のバランスを崩します。元の位置を正確に確認してから縫い付けることが大切です。
ズボンやベストはスーツ全体のフィット感を左右するため、ボタン修理は強度と位置精度を重視しましょう。
まとめ〜取れたボタン、自分で直すか店舗に頼むかは状況次第

スーツのボタンが取れたときは、まず落ち着いて状況を確認し、場面に合った方法で対処することが大切です。外出先では安全ピンや予備ボタンでの応急処置、自宅なら自力での縫い付け、難しい場合や高級スーツはプロに依頼するなど、段階的な対応が理想です。
応急処置 → 自力対応 → プロへの依頼と段階的に対応を
急場をしのいだら、糸や縫い方が弱いまま放置せず、早めにしっかり修理することが重要です。耐久性や見た目を重視するなら専門店が安心です。
ボタンの種類や着用シーンに応じて判断するのがポイント
ビジネススーツや礼服は、色・素材・縫い方の統一感が印象を左右します。カジュアルジャケットならデザイン性重視も可能ですが、TPOに沿った選択が欠かせません。
小さな修理でも見た目の印象が大きく変わるので妥協は禁物
ボタン一つでも、仕上がりの差は着用者の印象に直結します。丁寧な対応を心がければ、スーツ全体が引き締まり、自信を持って着こなせます。
日頃から予備ボタンや簡易裁縫セットを持ち歩く習慣をつければ、いざというときも慌てず対応できます。
スーツのボタン修理は、応急対応からプロ依頼まで方法はさまざまです。場面や用途に合った判断で、印象を損なわず着こなしを維持しましょう。日頃の備えが安心につながります。
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